Fix you.

暮らしやすさは自分で作る

Fix you.

8月13日

まともに本が読めるようになるまで一週間かかりました。

全校集会の校長先生風に読んでほしい。
「みなさんが静かになるまで何分かかりました」ってやつ。

今年は例年よりも長めにお休みをいただいた。
先の四連休を思いっきり無為に過ごして落ち込んだので、今回はやりたいことをゆるく書き出して臨んでみた。
強大な敵はマットレスを買い替えることと、古いスマホを廃棄することくらい。
読めたら読もう、くらいの気持ちで本屋さんで何冊か本を買った。
いくつかの予定をこなしながら、いつもより部屋の掃除に精を出していたらあっという間に後半戦。
読もうと思っていた本にはほとんど手が伸びずだった。

一週間たって、ようやくタスクも片付き、本を読む余裕ができた。
最近は仕事で大きなストレスを抱えていないから穏やかだと思っていたけれど、想像以上に心も身体も疲れていたらしい。
お香を焚きながら、ゆったりと椅子に身体を預けて、ときにまどろみながらページをめくる。
心が静かに落ち着く気がした。しあわせ。
休みの日が終わったら、きっとまたこのゆとりは失われていくのだろう。
すっと切り替えて、穏やかでいとおしい境地に戻れるメンタルを養いたいものだなあ。

あんなに得意げに描いた絵を上げていた絵画教室も、三週間休んでしまった。
先日ようやく行くことができて、自分を許してあげることにした。
好きなことなんだからそんな気持ちで向き合わなくてもいいのだが、なんだかんだと言い訳をして逃げていると後ろめたい。
久しぶりに会った先生たちは相変わらず優しかったし、なまったであろう指先が動かす鉛筆は、案外いい感じの線を描いてくれた。
心をなくしてはいけない。忙しい、を言い訳にしないほうがきっと幸福だ。
大人の手習いについては一度どこかで話をしたいなと思っている。

ブログをどれだけ休んでしまったかについては、触れるまでもない。
日常の記録を後悔することに一抹の後ろめたさを感じなければならないようになってはや一年以上。
特定の場所を取り上げることが多い以上、どうしても筆が重くなって。
こちらは完全に感情の記録に近い部分があるのだけれど、メインのブログの在り方はもう少しバランスをとってゆきたいな。
新しいカメラのおかげで日常のゆるい写真を撮るハードルは下がっているので、少しずつ書き留めておきたい。
誰かに対する情報発信を意識していたこともあったけれど、正直自分が見返して楽しんでいる部分が大きいのだ。

雨が続いていて、せっかく今年はじめて見だした高校野球もお休みになってしまっているけれど。
日常の再来に備えて、少しずつアップをはじめておきましょうか。
今感じている穏やかさやひろびろした気持ちを、忘れずに。 お盆休みが終わっても、新しいマットレスが来るという喜びがある、ゆ、でした。