多分これ以上元気になることはない気がする。
ふと気がついてしまった、三十歳のある瞬間。
年齢を重ねるごとに体力が落ちていって、不定愁訴の種類も増えてきた。
根性なしダメ人間、早く寝る以外の対処をしていないので当たり前だ。
子供の頃のように、スッキリした状態が思い出せなくなっている。
健康診断でも悪くはないけどよくもない、みたいな所見がつくようになった。しんどいな。
そして冒頭の一文である。
多分どれだけ眠っても疲れはゼロにはならないし、身体の痛みとは付き合っていかなければならない。
つまりは「元気になったらやりたい」は今やらないとどんどんできなくなってゆくということだ。
わー大発見、大発見。
絵画教室に通い続けるのも、ZINEを作るのも、刺繍をやってみたいのも。
多分自分に言い訳をしていたら一生やらない。
先日、大好きな漫画ブルーピリオドの作者さんのトークイベントに行った。
つくるひとの話を聞いて、ドキドキしたし作品がもっと好きになった。
無意識のうちに、自分はプロではないからものづくりなんてと思ってしまう瞬間があるけれど、多分それは誤りで。
つくりたいと思うならば、ストイックにやるしかないのである。そして、きっと思い立ったときに勢いをつけないと、あわぶくのような気持ちは簡単に消えてしまう。
だから、昨日は勇気を出して絵画教室に一月以上ぶりに足を運んだ。
先生はにこにこしてくれて、今日やるモデルデッサン会に誘ってくれた。
はじめてのことをやるのは緊張するけれど、今日も頑張ってきたい。
ZINEを作りたいのも、スモールステップからはじめてみることにした。
リソグラフでの印刷会に出してみたいなと思っている。
締切が来週とかなので、想いを完遂できるように頑張る。
誰か気が向いたらもらってやってください。奈良のことを書くつもり。
自分の好きなことばかりして生きてはいけないけれど、隙間に好きなことを押し込んでゆきたい、ゆ、でした。
寒さ対策頑張りながら、虚無に負けずに今日も生きてゆくよ。
そうするしかないのだ。
