Fix you.

暮らしやすさは自分で作る

Fix you.

9月6日

秋だわよ。
急激な気候変化についていけず、思わず変な口調になってしまった。
いつも気持ちが周回遅れだよ。
ちょっと動揺しているので、長く、変な感じで書いちゃうかもしれない。

ふつうの話

いつの間にか結婚記念日も終わり、あっという間に5年目突入だ。
ワクチン接種の2回目が終わり、副反応でごろごろしたり水曜どうでしょうを見ている間にお休みが終わった。
先週はうっかり膀胱炎をやらかしてしまったため、実質3日くらいしか働いておらず社会復帰はなかなかに厳しい。
今日はもうゆったりいこう……と誓いながらの通勤電車である。

ここから、うっかりした話

食欲の秋、体育の秋、芸術の秋。
色々な秋があるが、あなたの秋はどんなものだろう。
私はうっっかり、うっかり、触れずにおいたパンドラの箱を開けてしまった。一昨日くらいに。

そもそも絵画教室に行くのだって散々ぴーぴー喚き散らしているのだが、まだ私の中には恐ろしいものがありまして。
諸々きっかけがあってふと「ウスイホン作りたい」と思ってしまった。なんで?
で、よーく気持ちを突き詰めてみたら、私、小説を書くことを諦めたのをまだ根に持っていたみたいだ。

高校までは絵も文章もどちらもやっていて、絵が下手だと絶望して文章に逃げた。
当たり前だけど文章だって難しい。
悩んでもがいて、4回生のときに一冊本を作った以降は筆を折っていた。そう、10年近く前の話。
それを、なんで今さら?

ちょっとよく分からないけど、根に持っている。書きたい話がある、という珍しい気持ちもあるし、なにか成果物を作りたいという想いが一番かもしれない。

思ったならやってみようかなと、こっそり新しい柄のロルバーンをおろした。
夫には内緒にしているつもりだったけれど、ひょんなことをきっかけに打ち明けてしまった。
成功する人を羨望してしまう浅はかな自分と、まだささやかな夢を追いかけようとする自分が恥ずかしくなって、話しているうちに泣いてしまった。かっっこわる、って思ったけれど今はそうは言わないことにする。
分析上手の夫にメンターをしてもらって、自分の特技と好きが近接していることや、継続して積み上げてきたことがあるんだと分かった。
まだ夢とか言っていいのかな、とぐちゃぐちゃの顔で問いかけたら、ええんやでって頷いてくれた。君はオタクの配偶者の鑑だ。

長くなったし恥ずかしいからあとで消すかもしれない。
私は、何も諦めないことにした。
勝手に30歳になったら何かが終わるような気持ちで生きていたけれど、しぶとく燃やし続けることにした。
時には忘れてしまっても、いつまでも持ち続けるのはタダだし、悪いことではないはずだから。

というわけで、好きなことをして、いきまーす!!!
なるようになるさ、きっと。

苦手なことはすぐに諦めるけど、好きなことへの諦めがめちゃくちゃ悪い、ゆ、でした。