Fix you.

暮らしやすさは自分で作る

Fix you.

3月12日

今日Twitterで「つらいときはひたすら本を読め」というようなつぶやきを見かけた。
まさに今の私はそんな感じで、最近まったく読めていなかったのにもりもりと通勤時間を読書時間にあてている。
まあまた止まってしまうかもしれないけれど。読めるなら、読もう。

社会人になって心にどんどん余裕がなくなって、読書量が減った。
専門書が読めなくなって、難しい小説が読めなくなって、やさしいものもだめになって。軽めのエッセイすらつらくなるようになっていた。
読書は好きなのに、もはやそうとは言えない自分にどんどん嫌気がさしている。

自分に嫌気がさす、というのは読書が関係しない部分でもそうで、つい自分を否定する言葉で逃げようとしてしまう。
最近自覚したんだけど、これがめちゃくちゃつらい。自分を傷つけようとしてなくても、ささやかな自虐であっても胸が痛いのだ。
これは早くやめないとと思って、気づいたときには「これは自分のことを傷つける言葉だから取り消し」とつぶやくようにしている。
誰かにあたってややこしくなるくらいなら自分を、とか思うのやめたい。
まあ前提として生活がぐちゃぐちゃで、心休まるときが少ないのだ。だから、ページをめくるときだけはせめて心穏やかでありたい。

読書の話に戻ろうか。
図書館で久しぶりに借りてきた本をゆるく電車で読んでいる。
学生時代と同じ路線を使っているので、ここまで読めるなという体感の基礎ができているのがよい。
家でなかなかゆっくり自分の時間をとれないこともあって電車なのだが、ほどよいパブリック感が合っている気がしている。
大きな図書館に最近はじめて行ったので、今度こもりにいきたいな。

調子が悪くなると活字を摂取することすら厳しくなるので、そうなったら今度はインターネットラジオを聴きたいなと目論んでいる。
これも新しく見つけた逃げ道だ。
ゆるやかに聞き流せるトークは、目が疲れたときにも合っている。
こうやって逃げ道をいくつか作りながら、なんとか日々に追いついてゆけたらいいなと考えている。

我ながらめんどくさい人間だけど、私だけは私の味方でありたい。
ゆ、でした。